①収益金の活用
競輪・ボートレース事業の収益金は、北九州市の一般会計に繰り出し、子育て環境や教育の充実、文化・スポーツの振興などにつながる事業の財源の一部として活用されています。また、近年では若戸大橋・若戸トンネルの無料化や新型コロナウイルス感染症対策の支援などにも活用されました。
若戸大橋・若戸トンネルが無料に!!
若戸大橋・若戸トンネルは、建設費の借入金の返済を終える2027年に無料化になる予定でしたが、ボートレース若松の収益から25億円を拠出し、9年前倒しして2018年12月1日から無料となりました。地域住民の生活や経済活動に大きく貢献することができました。
②地域・社会貢献の取り組み
全国のボートレースの売上金の一部は、日本財団を通じて災害支援などの社会貢献に役立てられています。また、本市の公営競技局においても独自の地域・社会貢献に取組んでいます。ボートレース若松には親子の交流広場「わかわくらんど」や「ボルダリングパーク」、地域の交流広場「クレカ若松」などが整備され、みなさまのご来場をお待ちしています。
また、ボートレース若松・小倉競輪の各公営競技場では全国初めての子ども食堂も運営しています。
親子の交流広場「わかわくらんど」
親子等の交流を促進する子育てスペースとして、ボートレース若松に整備された「わかわくらんど」は、ベビーエリア(生後6か月~2歳)とディスカバリーエリア(1歳~小学3年)、アクティブエリア(3歳~小学3年)に分かれ、知育玩具や室内運動遊具などで遊べます。
ボルダリングパーク RedRock
全国初のボートレース場常設ボルダリング施設「ボルダリングパーク Red Rock」がオープンしました! 小学生用クライミングウォールはボートの6色を基調にデザインし、もう一方のウォールは九州では初めての「ワンダーウォール」を設置しました。ワンダーウォールとは、ボルダリングとプロジェクトマッピングを組み合わせたアトラクションです。また、幼児用クライミングウォールも設置しています。
子ども食堂 くれかきっちん
子どもが安心して過ごせる居場所づくりを目的に、特定非営利活動法人あそびとまなび研究所との協働運営による子ども食堂「くれかきっちん」を毎月1回ボートレース若松で開催しています。
場所は地域の交流広場「クレカ若松」、または本場の東スタンド棟を利用します。
子ども食堂 どーむきっちん
小倉競輪(メディアドーム)において、子どもの居場所づくりや子育世帯のコミュニティ活動を目的にどーむきっちんを毎月1回開催しています。
公益財団法人JKAを主に地元の各NPO法人や大学の協力のもと、運動あそびや食事会を通じて交流を深めています。
パラアスリート支援(ボートレース若松)
ボートレース若松は、ボートレースのイメージアップを推し進めるため、パラ・パワーリフティング女子55キロ級の日本記録保持者である山本恵理選手の競技活動を支援するスポンサー契約を締結しました。
新型コロナウイルスワクチン接種会場利用
若松区及び小倉北区の令和3年度新型コロナウイルスワクチン集団接種の専用会場として、ボートレース若松(クレカ若松)とメディアドームは重要な役割を担いました。